interlude

プログラミングや私的なこと

kintone プロセス管理のイメージ

kintoneのプロセス管理は、複数人でレコードの状態を管理する時に効果を発揮します。
プロセスというのは順番のことなので、順番を管理するということを意味します。

プロセス管理のイメージは、作業内容担当者を決めて、順番通りに処理する。というのがテーマです。

例えば料理にもプロセスがあります。

AさんBさんCさんの3人で作業を分担してカレーを作るとします。
カレーを作ろうとした時のプロセスは以下になります。

1,材料を準備する 担当者A
2,野菜の皮をむく 担当者A
3,肉と野菜を適当な大きさに切る 担当者B
4,鍋に油を引いて肉と野菜を炒める 担当者B
5,水を加えて材料が柔らかくなるまで煮込む 担当者C
6,いったん火を止めルウを入れ、十分に溶かし弱火で煮込む 担当者C

人によって手順は変わると思うけど大体こんな順番だと思います。
いきなり5番から始めて、次に2番に進む人はいないでしょう。

同様にプロセス管理でも手順通りに進めます。
プロセス管理では以下のように用語が対応します。

番号 → ステータス
作業 → アクション
担当者 → 作業者

ステータス
現在の状況を表します。カレーの例で言えば番号に当たります。
今3番です。というステータスをBさん以外の担当者も把握することができます。
把握することでカレーがあとどのくらいの手順を踏めば出来るかも予想がつきますよね。

アクション
ステータスで行われている作業のことです。
5番だったら煮込んでいる最中なんだなと思うし、2番なら野菜の皮を向いているってことです。

作業者
A、B、C、のそれぞれがどのステータスの時にどんなアクションをするかを決めます。

上の例ではそれぞれ均等に作業が振られていますが、

1,材料を準備する 担当者A
2,野菜の皮をむく 担当者C
3,肉と野菜を適当な大きさに切る 担当者B
4,鍋に油を引いて肉と野菜を炒める 担当者A
5,水を加えて材料が柔らかくなるまで煮込む 担当者B
6,いったん火を止めルウを入れ、十分に溶かし弱火で煮込む 担当者B

というトリッキーな割振りも出来ます。

ここでは触れていませんが、プロセスが1→2→3と進んでから
2番に戻すことも可能です。

まとめると
作業内容と担当者を決めて、どういう順番にするかを決める。
決めることで効率的に作業することが出来る。ということです。