失敗の本質を攻める
失敗から学べる?
人はよく失敗から学ぶといいますが、失敗の学び方次第では全然生かされないこともあります。 むしろ失敗から学ばないことだってあります。 それは問題の本質を分かっていないからかもしれません。
本質に迫ってみよう
そこで、問題の本質を明確にするために、「何故失敗したのか?」、「何故上手くいかないのか?」という失敗した原因を紙に書き出してみると効果的です。
そして書き出す時は失敗した原因のプラスとマイナスの両方から考えること。例えば寝坊して、会社や学校に遅刻した時は遅刻したことによってプラスだったこと、マイナスだったことを書いてみる。
例
プラス:睡眠時間が十分摂れたので日中眠くならなかった。
マイナス: 評価が下がる
といった感じで複数書いてみて、今度は書きだした項目に順位を付ける。
上位に来るキーワード程本心に近いです。
そして書きだしたキーワードの前提を考える。上記の例だと、「本当に評価が下がる」んだろうか?という具合に。
そして上位のキーワードを、また同じようにプラスとマイナスで分けていくと、もうこれ以上は分解出来ない!というレベルになります。
ここまで来たら
そこまで掘り下げていくと失敗の本質にたどり着きました。ここまで来たら、かなりシンプルになってるはず。 後はくっきりと浮かび上がった失敗の本質を解決するだけです。煮るなり焼くなり好きにしましょう。