interlude

プログラミングや私的なこと

プレゼンでやってはいけないこと

悪いプレゼンとは、心に響かない、内容がまったく伝わらないものです。 まあ自分自身がやってしまったことなんですが。 失敗した一番の原因は、聞いている相手に「伝えよう」という意識が欠けていたことです。 原因はなぜかを考えてみました。

「プレゼンをする」ということにだけ注力していた

「プレゼンで伝えたいことを伝える」のではなく、「プレゼンを滞りなく行う」になっている場合です。 言い換えると手段が目的化してしまったとも言えます。
有名なプレゼン動画を見て、自身も同じように立派なプレゼンをイメージしているのかもしれませんが、よっぽど場慣れしているか、相当練習を重ねない限り同じような振る舞いは難しいです。地道に練習をしましょう。

相手の反応を見ない

例えば友人と話している時、友人ばかりが喋って、しかも特に内容に興味が無かった場合、まともに聞く気にはなれないと思います。相手が自分の話に興味を失っているならば、話題を変えるなり興味が続くような話し方をしないと今後話を聞いてくれなくなるかもしれません。
相手の反応が一番分かりやすいのは目線なので、視線を集めるような演出をするのもいいかもしれません。(映像、身振り、手振り、音等)

抑揚をつけない

お経のように同じトーンで話すとどこが重要なのか伝わりにくいです。重要な箇所では声を大きめにするとか、話すスピードに変化を付けると、同じトーンで話続けるよりも内容にメリハリが出ます。テクニックとして上級ですが、言葉に感情が込められると心の琴線に触れやすくなります。この辺はTEDを見て研究するのがいいかもしれません。

まとめ

何を伝えたいのかということを明確にすることが前提ですが、伝え方によって人が受ける印象は大きく変わります。 1対1で話す場合と違い、聞いている人はプレゼンを遮ってまで聞くことが出来ないので、なるべくシンプルで分かりやすく説明したほうが良いです。聞く気をなくすようなプレゼンは誰も幸せにならないです。今後は自分のコンサートに来てくれたファンに精一杯応えるミュージシャンになったつもりでやります。